詩歌によせて Say it to a poem

どこからの、どのようなもの?

 詩はどこからともなく舞い降りてきて心に留まる、天と人の霊知の交感のような気がします。自作小説の構想を練るときなど、誰かに書かれたがっている物語が、それ自体の意思表示の象徴のように飛来してきてくれます。

 そのような、これから展開される物語を予見させるような詩と、冗長な物語とは無関係に純粋にそれだけで発祥して完結する詩と、なにか曲がつくのを待っているように規則的なスタンザが整列する詩句があります。

 自由に、かたちにとらわれずに、ことば自体が羽のように漂着するのに任せて、心のなかの湖面を静かに眺めているのも、楽しいことのような気がします。

 人は誰でも詩人ですね。

 文字に著すかそうでないかのちがいがあるだけで…。

 あなたも恥ずかしがらずに書き留めてみてくださいな。誰の心にも舞い降りてくることばによって、わたしたちは愛を感じとり、明日へと踏み出せています。

 いつの間にかあなたも、あなたやわたしを勇気づけることばをたくさん集めていることでしょうね。いつか教えてくださいね。

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